トライフル・西荻窪・時計修理とアンティーク時計の店

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掛時計修理とお届けサービス(D様宅)

数ヶ月お預かりしていたD様ご依頼の

掛時計修理が完了しました。

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修理依頼品を当方がご自宅まで出向き、

ピックアップしまして、

修理完了後にご自宅までお届けしました。


今回ご依頼いただいた時計は

なんと5週間巻き

一回ゼンマイをいっぱいに巻けば

5週間、35日間動いてしまいます。

まあ、当時の売り文句として考えても

1ヶ月間は動くという時計です。

以前は2週間くらいで止まってしまっていたそうです。

一度も整備をされたことが無いということでしたので

気合を入れての整備です。

この当時は「整備をして使う」ということは

たくさん販売して、新しいものを次々買い換えてもらうためにも

販売時には恐らく言っていなかったのでしょう。

しかし、モノ作りの現場では、まだちゃんと

長持ちするものを作っていた時代でもありますので

まだまだ修理(整備)すれば使い続けることが出来ます。

整備後、耐久試験も行いました。

実際に動かしてみたところ、

狂いも全く無く、約5週間動くようになりました!

無事復活です。

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D様宅のリビングの元の場所に設置して

コチコチと時を刻み始めました。

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やはり、出来れば2年~3年に一度はメンテナンスをしてあげると

時計も長持ちして、長く楽しむことが出来ると思います。


遠方だったり、なかなか当店まで足を運ぶのが難しい方には

このようなピックアップサービス

修理後のお届けサービスもしております。

(それぞれ有料ですが、交通費等やご来店いただく手間をを考えれば

お客様にとって、かなりお得なサービスです。)

お気軽に当店トライフルにお問い合わせください。

もちろん、直接お持ち込みも今まで通り大歓迎です。

お届けなどで留守の場合もありますので

念のため、お電話いただいてからご来店いただければ

確実かと思います。
by a-trifle | 2009-09-02 19:53 | お客様宅の時計

陶器製のウズボン台座

「ボーンボーン」といった音を奏でているのは

金属製の棒です。

反響する音の差がたくさんの

バリエーションを作り出しています。

大まかには蚊取り線香のように

渦巻き型の通称「ウズボン型」と

真っ直ぐな棒型の通称「ボウリン型」があります。

ハンマーが二つあって、交互に打ち鳴らす機構のものは

チンチャン打ちと呼ばれますが

あまり見かけることのない方式です。


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これは昭和初期の明治時計製の柱時計に

使われていた「ウズボン」です。

珍しいのは、台座の材質です。

なんと、陶器で出来ています。

一般的には金属の鋳物で出来ています。

物資供出などの影響だと思いますが、

代替物として、このような陶器製が存在していたようです。

他にはガラス製の物もあります。

精工舎の時計に見かけることが出来ます。


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裏返すと、素地が見えますね。

このようなものを見ると、

当時の職人さんのモノつくりに対する気持ちの

力強さを感じます。
by a-trifle | 2009-08-30 16:09 | アンティーク時計

浸水した時計の修理「セイコーロードマチック」の場合

「防水」として販売されていた時計も

長い年月で防水機能のなくなってしまった

時計もたくさんあると思います。

一番多いのは防水パッキンの劣化、亀裂、変形

によるものですが、普通に見ても

劣化しているかどうかは外見からは判断できません。

古い時計はとにかく、

裏蓋を開けたら交換するのが一番良いです。

当店ではそうしています。

お客様からの修理依頼で、

こんなことがありました。

「腕にはめているとガラスの中が曇ってしまうんだけど、

腕から外して置いておくと曇りは直っちゃうんだよね~。」

これは、完全な水入りの状態です。

少しでも湿気が進入してしまうと、

完全に揮発させない限りはずっとこの状態です。

中に湿気が入っていますから、サビも発生します。

「ほっとけば乾燥するでしょ。」

その悲惨な結果が下の画像です。

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セイコーロードマチック、通称LMです。

当時、防水にも優れ価格もリーズナブルだったために

爆発的に普及したモデルです。

湿気が進入したまま使い続け、

ついに動かなくなってしまったそうです。

修理期間も費用も大変なことになってしまったのは

ご想像の通りです。

水気が付いてしまったら、すぐにタオルなどで

そっと吸い取ってあげてください。

くれぐれもぶんぶん振ったりしないでください。

どんどん中に進入してしまう恐れがあります。

曇ってしまったら、すぐにでも修理に

持ち込んでいただいたほうが良いです。

傷口は浅いうちに処置してしまいましょう!

メーカー問わず、浸水(水入り)してしまった時計の修理も承っています。

曇ってしまったらすぐにトライフルまでお早めにご相談ください。
by a-trifle | 2009-08-27 17:44 | 時計修理

精工舎 枕時計

明治から大正にかけての

精工舎で販売していた枕時計です。

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今の目覚まし時計の先駆けとでもいいましょうか。

こちらはアラームの代わりにカレンダー機能が備わっています。

外観の仕上げにも何種類かあったようです。

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文字盤はホーロー引きの

高級仕上げです。

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ガラスもわざわざ厚いガラスの

面をカットしてシャープさを演出しています。

横にも窓ガラスがはまっていて

中の機械を見ることが出来ます。

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横にガラス窓のあるタイプは

当時の高級品です。

しかし、その法則を狙ったニセモノも当時からありますので

判別には注意が必要です。

高級機の外側に普及品の機械を仕込んだものまで

見かけます。

悪意があるのかどうかは分かりませんが、

時折、そんな時計をいろんなところで目にすることもあります。

とても複雑な心境になります。



当店ではオリジナル重視なので、

そのような事は一切ありませんから

ご安心ください。

動力のゼンマイは1本のみ。

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これで時計機能とカレンダーを動かしています。



アンティークなテーブルやビューロの上に

ちょこんと置くと

とっても素敵です。

整備も済んで元気に時を刻んでいます。
by a-trifle | 2009-08-26 18:34 | アンティーク時計

時計のお届け

本日、M様宅の時計を埼玉県まで配達に出かけました。

途中、雨が降りそうでハラハラしましたが

濡れることなく、無事にお届けすることが出来ました。

先程、無事帰宅しました。

M様宅で元気に活躍してくれますように!

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当店トライフルでは

修理依頼品のご自宅への受け取りから

修理完了後のお届けや設置作業まで

承っておりますので

関東近県でしたらば

料金等お気軽にご相談ください。
by a-trifle | 2009-08-23 22:54 | お客様宅の時計

時計の贈り物「記念刻印」

現代では、「時計」といっても

選ばなければ「とても高価な高嶺の花」

というものではなくなっています。

時を知るだけであれば携帯電話にも時計は付いています。

しかし、ちょっと前まで、

時計というものは高価で、何かの節目などに

思い切って購入したり、贈られたりするものだったのです。

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これは、昭和初期の宝石店の広告ですが、

記念刻印のサービスの説明があります。


節目という意味ではよくあったのが

新築記念、結婚記念、卒業祝い

永年勤続記念、誕生日

お店の開店祝いなどでしょうか。

当時は時計の裏などに記念の刻印を

記してプレゼントしたものです。

腕時計、懐中時計、置き時計、掛時計問わず

そんな文字を目にすることもあります。


1970年代にはセイコーやシチズンでも進入祝いに

時計をプレゼントしましょう、というようなキャンペーン

をやっていましたが、この頃になると記念の文字までは

入れたりすることも減ってきていたようです。



私が祖父から譲り受けたオメガの腕時計にも裏蓋には永年勤続記念の刻印があります。

我が実家にも両親が結婚祝いでいただいた時計が未だに置いてあります。

後ろにはしっかりと結婚祝いの文字が記されています。

結婚祝いに時計をいただいた方は実はかなりたくさんいらっしゃるようで

当店トライフルに修理依頼に訪れる方からも

そんなお話をよく聞くことがあります。

結納返しで時計をもらった男性も多いようです。

そんな時計を大切に使ってきたオーナー様から修理でお預かりするのも嬉しいことです。

「記念」が記されていることで、何年経ってもそのときのことを思い出す

きっかけになるのはすてきなことだと思います。

当時のそんな刻印を見て当時の喜びに思いを馳せることができるのも

古いモノの楽しさではないかと思います。
by a-trifle | 2009-08-20 16:10 | アンティーク時計

防水時計の説明書とメンテナンス

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当時のシチズンの防水時計用の説明書です。

シチズンの防水時計は「パラウォーター」という名前で

親しまれていました。

但し、修理もたくさん持ち込まれたようで

このようなものを用意したんだと思います。

一番多かったのは海水浴で海にそのまま付けて、

海水を拭かずにそのまま使い続けたり、

温泉に時計をつけたまま入ってしまったりと

時計にとってはかなり過酷な扱いを受けていたようです。

日付けの合わせ方などの基本的なことから

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このような「してはいけないこと」が

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説明書の注意書きにもしっかり書かれています。

お預かりして裏蓋を開けるとサビだらけということがよくあります。

防水性を高めるゴムパッキンが長い年月を経て役目を果たしていないのです。

酷いものになると、パッキンが外されていて

各所で販売されていたりします。

それを買った知らないお客さんは悲劇です。

防水は全くなくなっているのに防水時計と思っているのですから・・・。

非防水のアンティーク時計もある程度の処理を当店では施していますが

ほとんどのお店では施されていないと思ったほうがいいでしょう。

汗や水が付いてしまったらすぐに拭くということはしてあげて欲しいと思います。

それだけで全然違いますから。

心配でしたらば当店にお持ちください。

分解掃除の際に処理を施しますので。

当店で分解掃除した時計も当然防水パッキンは交換します。

オメガのスピードマスター辺りの分解掃除や修理もよく承るのですが

10年くらい前に大量に出回った機種(手巻きも自動巻きも)が殆どです。

あなたのスピードマスターもそろそろ不具合が出てきていませんか?

大切な時計です、出来れば不具合が出る前にメンテナンスしてしまいましょう。

動かない時計も修理しますのでお気軽に西荻窪の

トライフルお問い合わせください。
by a-trifle | 2009-08-12 20:21 | アンティーク時計

腕時計のケース裏蓋マーク

時計修理をしていると

特に古い時計ほど

裏蓋に面白いマークが隠れていることが

よくあります。

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これは戦前、昭和初期の手巻き腕時計用の

汎用ケースです。

なんだか扇風機のマークに見えませんか?

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本当は何のマークなのでしょうか?
by a-trifle | 2009-08-11 19:52 | アンティーク時計

腕時計の針の小箱3

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SEIKO



小さな紙しか貼られていない

ブリキ製のちいさな箱です。

腕時計の針が入っています。

中身はこんな感じです。


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by a-trifle | 2009-08-07 18:34 | アンティーク時計

お電話でのお問い合わせ

お知らせです。


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最近、毎日動き回っており、

ホームページがなかなかアップ出来ないのですが

商品は随時入荷中です。

お探しのものがありましたらば

お気軽にお電話でお問い合わせください。

夏休み中に是非ご来店いただき

実物をご覧になっていただくという方法もあります。

時計修理も随時受付中です。

メールが億劫だという方、是非、お電話でお問い合わせください。

買取りのご依頼も承っていますが

実物を拝見しないと価格を出すのが難しいので

是非、店頭にお待ちいただくか、

ご自宅に出張お見積もりをさせていただければと思います。

お問い合わせ詳細はトライフルHPへお願いします。

留守にしていても転送電話にしていますので

お電話が一番早くお返事できるかもしれません。
by a-trifle | 2009-08-05 20:48 | お知らせ

時計修理・アンティーク時計・古道具


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