シチズンアラーム4H マッチ箱
当時の機械式腕時計には
様々な面白い機能がついたものがありました。
その一つにアラーム機能があります。
当時のマッチ箱のラベルにシチズン・アラームが印刷されていました。
音は当然、ゼンマイ式です。
指定した時間になると「ジジジジ・・・」と
セミのような音で知らせてくれるのです。
通称、アブラゼミなんて呼ばれたりしていたようです。
腕に付けていると、腕にも優しい振動が伝わってきます。
初期のものは中心部分にディスクが回転するようになっていて
くるくる回してセットしました。
ジャガー・ルクルトのメモボックスなどと同じです。
その後、目安針式になり、この箱絵のようなスタイルになりました。
中心に秒針、短針、長針、そしてアラーム針の4本が付いていたので
4H(フォーハンズ=4つの針)という別名がつきました。
アラームウオッチの多くがこの方式になっていきました。
こちらのほうが製造しやすかったのでしょう。
当時の忙しいビジネスマンがこんな時計を使っていたのでしょうね。
時計修理・時計の電池交換のご依頼・古時計をお探しの際には西荻窪のアンティーク・トライフルへ!ここをクリック!
古いモノの買い取りも随時受付中です。
お気軽にお問い合わせください。
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初期のものは中心部分にディスクが回転するようになっていて
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中心に秒針、短針、長針、そしてアラーム針の4本が付いていたので
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by a-trifle
| 2010-01-20 15:52
| マッチラベル