換え文字盤の箱
今ではあまり想像が付かない人が大半だと思いますが
昔は時計は修理や交換をして使い続けるものでした。
ベルトを交換するのは当然として、
外側ケースを新品に交換したり、文字盤を交換したり、
それにあわせて針も交換したり、
分解掃除はかなり頻繁に行われていたようです。
時計全般に言えますが、
年末に近づくと時計屋さんに時計を持ち込んで
自分の時計をリフォームしてもらうのが
けっこう普通のことだったみたいです。
これらの作業は総称して「みがき」と言っていたようです。
そんな需要に合わせて、ケースだけを製造するケース屋さんとか
文字盤だけを製造するエト屋(文字盤のことをエト=干支と呼んでいた)さん
などが各地にあったそうです。
それぞれに個性的で魅力的なデザインのものが多種ありました。
これは、エト屋さんが時計店に卸すときに使った換え文字盤を入れる箱です。
文字盤の上に記載される名前もSEIKOとかTAVANESSとか
実在した時計の名前のものから、エト屋さんが独自に考えたものなど
面白いものも見かけます。
時計が高額でなかなか買うことが出来なかった時代だったので
一つの時計をこうやって長く大切に使っていたのですね。
昔は時計は修理や交換をして使い続けるものでした。
ベルトを交換するのは当然として、
外側ケースを新品に交換したり、文字盤を交換したり、
それにあわせて針も交換したり、
分解掃除はかなり頻繁に行われていたようです。
時計全般に言えますが、
年末に近づくと時計屋さんに時計を持ち込んで
自分の時計をリフォームしてもらうのが
けっこう普通のことだったみたいです。
これらの作業は総称して「みがき」と言っていたようです。
そんな需要に合わせて、ケースだけを製造するケース屋さんとか
文字盤だけを製造するエト屋(文字盤のことをエト=干支と呼んでいた)さん
などが各地にあったそうです。
それぞれに個性的で魅力的なデザインのものが多種ありました。
これは、エト屋さんが時計店に卸すときに使った換え文字盤を入れる箱です。
文字盤の上に記載される名前もSEIKOとかTAVANESSとか
実在した時計の名前のものから、エト屋さんが独自に考えたものなど
面白いものも見かけます。
時計が高額でなかなか買うことが出来なかった時代だったので
一つの時計をこうやって長く大切に使っていたのですね。
by a-trifle
| 2009-10-13 17:14
| アンティーク時計