堀田時計店「クラウンの掛時計」のマッチラベル
堀田時計店の
クラウンの掛時計といえば
故障も少なく良く売れた時計だったようです。
このイラストは昭和30年代後半のものだと思います。
扇印の中にN.H.Tの文字があります。
一番人気のあった通称「宮型」がイラストに描かれています。
どの時計メーカーもそうですが、
後期のものは表面仕上げが大量生産しやすい化粧合板、
いわゆるデコラ貼り仕上げが多いです。
当時、おしゃれな家具といえばほとんどがこの仕上げでした。
とても人気があったのでしょうね。
戦後、文化的な生活を送るための一つのモノとして
時計はとても重要なものだったことでしょう。
このイラストは当時のインテリアの流行が描かれているといえます。
by a-trifle
| 2009-09-29 17:59
| マッチラベル