トライフル・西荻窪・時計修理とアンティーク時計の店

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掛時計の中の防錆紙

掛時計を仕入れて、中を整備するときに

分解していると

いろいろなものが出てくることがあります。

明治時代の頃の時計からは

蜂の巣が出てくることがよくあります。

まあ、すでに主はいないので安全ですが。



時代が新しい時計からは

こんなものが出てきました。

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防錆紙」です。

機械が金属製なので湿気で錆が広がらないように

このような紙をしこんでいたのだと思われます。

当時のちょっとした発明商品?

以前にも紹介した名古屋の佐藤時計製造のものです。
by a-trifle | 2009-06-30 18:55 | 時計修理

掛時計の止めネジ

昔は時計は柱に掛けたので「柱時計」という呼び名も

自然なことだったのでしょう。

現代の家は建築方法の違いもあり、

柱が見当たらないのが普通になってきています。

古民家再生住宅などや、古来の建築方法で建てられた家の場合には

やはり柱に掛けるように収めることが多いのですが、

2×4建築の場合、壁掛け仕様がほとんどです。

なにせ、柱が見当たりませんから。

「掛け時計」と呼ぶのが自然でしょうね。




比較的新しい年代(といっても40年以上前ですが)の掛時計に

付属品として入っていたような袋入りのネジが見つかりました。

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掛ける所用の長いものと

時計が傾かないように下側を固定する短いものが入っています。

イラストから察するとトランジスタ式の時代のもののようです。

掛け時計は傾きにとても敏感なので重要な部品です。
by a-trifle | 2009-06-29 18:51 | アンティーク時計

ブローバ アキュトロンの専用工具

時計好きな方にはすぐに分かると思う工具も

知らない人が見ただけでは何に使うか分からない工具っていうのがあります。

これ、何に使うかわかりますか?

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答えは電池交換に使う工具です。

後ろにマイナスネジの大きい溝があって、

そこにぴったり合うように作られています。

コインでも代用できるのですが、コインだとどうしても

傷が付きやすいのです。

ちなみに日本のお金では厚みがありすぎて代用できません。

海外の小額コインしか使えません。

日本製の時計は当然ながら日本のお金を使えるような仕様になっています。

溝がちょっと幅広なんです。
by a-trifle | 2009-06-28 19:52 | アンティーク時計

昭和初期の腕時計たち

昭和初期の腕時計たちです。

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輸入品の時計も関税などの理由から機械だけを輸入して

ケースは日本で組み付けて販売していたようです。

時計の一般普及が始まったころなので金無垢や銀無垢といった

高価な仕上げのものはあまりありません。

当時は時計本体の材質もそれほど良いものがなくて

今のようにオールステンレススチールというものは滅多に無くて

良くて裏蓋がステンレス、表面はニッケルメッキされていたものがほとんどです。

文字盤は琺瑯仕上げ(ポーセリンダイアルとか言います)から

金属に文字転写というスタイルが始まった頃なのでどちらの仕様も混在していたようです。

個人的には真っ白に黒い文字の焼き付けてある琺瑯文字盤仕上げが好きです。

汚れても掃除をすればいつまでも輝きを取り戻します。

時間の正確さよりも動かして身に着けて楽しむといった時計ですね。


状態が良いものもストックしていますので

当時の映画やドラマなどの撮影用小道具の貸し出しでもよく利用されます。
by a-trifle | 2009-06-27 13:52 | アンティーク時計

ナショナル製の小型扇風機

今日も暑いですね。

もうそろそろ扇風機の活躍する季節です。

ナショナルの小さな扇風機です。

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直径が25センチの可愛い大きさです。

青いプロペラがくるくる回るのがレトロ感たっぷりで素敵です。

スイッチは背中にONとOFFの単機能。

軽いので部屋の中で持ち運びも楽ちんです。

後ろの右側はナショナル製ミシン専用の収納付きの椅子なんです。

ナショナルなのでNのマークの透かし入りです。
by a-trifle | 2009-06-26 15:59 | いとおしいモノ達

東京芝浦電気の手ぬぐい

今日はとても暑い一日でしたね。

暑い中、汗だくになって旧い物買取りのご依頼のお宅に仕入れに出かけていました。

で、今回は時計とは関係ないものを・・・。

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東京芝浦電気(東芝)の手ぬぐいです。

当時の憧れの文化的な電気製品がたくさん染めこまれています。

今見ると、アンティークな品が勢ぞろいといったところです。
by a-trifle | 2009-06-25 19:30 | いとおしいモノ達

時計のヒゲゼンマイの包み紙6

ヨット印のヒゲゼンマイの包み紙です。

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以前に同じメーカーのものを紹介しましたが

これは、1個包装のスペシャル版です。

高級仕上げだったのでしょうか?

価格もちょっと高めだったのかもしれません。
by a-trifle | 2009-06-24 20:20 | アンティーク時計

腕時計の裏蓋「Lunaris」

昔の時計は随所に素敵な部分があります。

Lunaris」というスイス製時計。

この時計の裏蓋には

ロケット?が刻印されています。

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横(縦?)にすると・・・

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こんな感じです。

アポロ11号が月に着陸したころの製品なのでしょう。

宇宙への憧れやロケットという未来の乗り物が

きっと皆に魅力的だったに違いありません。

どんな時計だったんでしょうね?

残念ながら裏蓋だけしかなくて、時計本体がありません。

裏蓋だけで想像するしかありません。
by a-trifle | 2009-06-23 18:42 | アンティーク時計

シリンダー脱進機のアンティーク懐中時計修理

現在お預かり中のシリンダー脱進機の懐中時計です。

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よく、古くからの職人さんはこの方式の機械を「シリン」と読びます。

アンティークの懐中時計ではよく見かける方式なのですが

整備を完全にしようとすると、期間も費用も途方も無いことに

なりかねません。修理も非常に大変だったりします。

それでもいいから、いくらかかっても良いから・・・

とおっしゃられる場合には精一杯作業させていただきますが、

お客様のご都合もありますし、なかなかそういうわけにもいきませんので

最小限で最大限の効果を生むように

人間で言えばもう、おじいちゃんを出来るだけ長生きしてもらえるような

処置を施すことになります。

裏側の機械が見える部分にもとっても薄いガラスが入っているのですが

お預かりしたときには亀裂が入っていて、そのままだと危険な状態でした。

偶然同じ寸法の当時のものが見つかりましたので

安全にお使いいただけるように交換しました。

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本日ほぼ修理完了ですが、

もう暫く様子を見て調整後にお渡しすることになると思います。

T様、もう暫くお待ちくださいね。
by a-trifle | 2009-06-22 19:01 | 時計修理

時計のヒゲゼンマイの包み紙5

インディアン印のヒゲゼンマイです。

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当時、そっくりなロゴマークと名前のオートバイがありました。

アメリカで一番古いバイクメーカーです。

アメリカのハーレーダビットソンがライバル会社でした。

インディアンバイクのほうは大正時代の日本で「赤バイ

(白バイの前身ですね)として活躍していたようです。

まあ、恐らくオートバイのほうが先で

ゼンマイのほうは全く違う会社が名前とロゴだけ拝借したのでしょう。

当時はよくあることだったようです。

現代だったらきっと大変ですね。

インディアンさんの肖像画も妙にリアルで不思議です。
by a-trifle | 2009-06-21 15:51 | アンティーク時計

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