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学校の大きな掛時計の修理(アイチ時計)その2

学校の大きな掛時計の修理(アイチ時計)その2です。

その1を掲載してから随分と時間が経ってしまいましたが、

「あれって、続きはどうなったの?」と聞かれて思い出しました。

(すっかり忘れていました・・・。)

というわけで続きです。

機械は汚れはあるものの、一度修理もされているので

真っ黒、とまではいかなかったのですが、

動力となる紐の長さと強度が圧倒的に不足していて

とても危険だったのでこれは重要作業事項でした。

(以前もそれが原因で壊れてしまったようです。)

内部機械は当店工房に持ち帰り、作業を進めました。

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しかし、ボディーは大きすぎて工房(といっても当店内ですが)

に入ったとしても作業が出来なくなるため、

お願いして小学校の部屋の一角をお借りして

毎日ワタシが通って修理作業をすることにしました。

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ガラスは割れて応急処置がされています。

ガラスは交換するしか修理の方法が無いのですが、

交換してしまうと、この時計の顔の一部(記念の品だという印)が

消えてしまうので、あえて交換はせずに破損防止の処置のみに

とどめることにしました。

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煤汚れや埃を丹念に取り除き、掃除をして

やっと機械を取り付けました。

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部屋の片隅に立てて、

行方不明だった錘も見つかり、こちらも修理して

やっと動作チェックです。

その間に今度は外れてしまった部品の修正と掃除

取り付け準備です。

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上宮も痛みが激しかった部分ですが、ここまで復活です。

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下部は外れて無残な姿・・・。

こちらも掃除を丹念にしてワックスを塗りこんであげました。

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枯れていた表面が生き生きしてくるのが分かります。

次は前扉です。掃除を丹念にして、応急処置のテープを剥がし

飛散防止のテープを慎重に貼り直します。

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前扉も長年の紫外線や湿気、乾燥によって荒れ果てていましたが・・・

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ここまで復活。

表面にも潤いが戻りました。

よく、「綺麗にする」というと、手っ取り早さからなのだと思いますが

ニスや再塗装をかけてしまうことが多いのですが

それだと表面上は綺麗に見えますが、後のことを考えれば

良い方法とはいえませんし、今までの歴史が全て消えてしまうような気がして

手間は掛かってしまいますが

剥がれた部分は極力それ以上にならないように留めるような

姿をあえて残しつつ、再生する手法をとらせていただきました。


毎日毎日地道に通い続けて修理をして、

やっと本体が形になってきたところで、

今度は時計の顔ともいえる文字盤のクリーニングです。

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(・・・またまた続きます。)


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by a-trifle | 2010-10-05 17:31 | 時計修理

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