ドイツ キンツレ 掛時計 1920年代
ドイツのキンツレー社の掛時計です。
恐らく大正時代から昭和の初めに
機械だけ輸入されて外側は
日本で作られたのではないか?と思います。
ユンハンス製は殆どが文字盤にも堂々とJマークが入っていますが
キンツレーは文字盤にはマークが無い事が多いです。
入っていても、すごく小さく・・・とか。
控えめな職人気質を感じます。
使われている木はとてもしっかりしたもので
飾りも華美ではなく、落ち着いています。
正面から見ると大きそうですが・・・
横から見るとお分かりの通り
正面だけが大きめに作られています。
動物でいえばライオンのオス?(たとえが悪いですね)
建物でいえば看板建築のような感じです。
機械構造も同じドイツのユンハンスとは違います。
これは同年代の別の機械ですが
機械の裏側にもしっかりとマークが刻印されています。
時計に羽根の付いたようなデザインです。
機械と本体はフレームに取り付ける構造になっているので
左右のネジを緩めて取り外すことが出来ます。
裏側にボンボンを鳴らすハンマーがあるので
微調整がしやすいように本体に木ネジで直接取り付けではなく、
しっかりした構造の金属フレームにしたのだと思います。
金属本体にもドイツ製品独特の
焼付け塗装が施された部分もあります。
ボンボンの音が低く、それでいてうるさくない上品な音なんです。
金属の材質も影響しているんだと思いますが
ドイツ製品の素晴らしさに惚れ惚れします。
振り子の奥にも小さなプレートが。
こんなところにもキンツレのマークが入っています。
キンツレーの掛時計をお探しの際には西荻窪のアンティーク・トライフルへ。
古時計修理も承っています。古くない時計の修理もOKです。
お気軽にお問い合わせください。
恐らく大正時代から昭和の初めに
機械だけ輸入されて外側は
日本で作られたのではないか?と思います。
ユンハンス製は殆どが文字盤にも堂々とJマークが入っていますが
キンツレーは文字盤にはマークが無い事が多いです。
入っていても、すごく小さく・・・とか。
控えめな職人気質を感じます。
使われている木はとてもしっかりしたもので
飾りも華美ではなく、落ち着いています。
正面から見ると大きそうですが・・・
横から見るとお分かりの通り
正面だけが大きめに作られています。
動物でいえばライオンのオス?(たとえが悪いですね)
建物でいえば看板建築のような感じです。
機械構造も同じドイツのユンハンスとは違います。
これは同年代の別の機械ですが
機械の裏側にもしっかりとマークが刻印されています。
時計に羽根の付いたようなデザインです。
機械と本体はフレームに取り付ける構造になっているので
左右のネジを緩めて取り外すことが出来ます。
裏側にボンボンを鳴らすハンマーがあるので
微調整がしやすいように本体に木ネジで直接取り付けではなく、
しっかりした構造の金属フレームにしたのだと思います。
金属本体にもドイツ製品独特の
焼付け塗装が施された部分もあります。
ボンボンの音が低く、それでいてうるさくない上品な音なんです。
金属の材質も影響しているんだと思いますが
ドイツ製品の素晴らしさに惚れ惚れします。
振り子の奥にも小さなプレートが。
こんなところにもキンツレのマークが入っています。
キンツレーの掛時計をお探しの際には西荻窪のアンティーク・トライフルへ。
古時計修理も承っています。古くない時計の修理もOKです。
お気軽にお問い合わせください。
by a-trifle
| 2009-12-15 16:35
| アンティーク時計