トライフル・西荻窪・時計修理とアンティーク時計の店

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私の普段使いの時計

最近、よくお客様から

「ご主人はどんな時計を使っているの?」と

聞かれることがありますので

ちょっとだけご紹介。

好みとしてはアンティーク物が多いのですが

仕事中、特に作業中は現行品を付けている事が多いです。

というのも、以前に何本も作業中に傷つけてしまったり

壊してしまった悲しい思い出がたくさんあるので

作業中は出来るだけ頑丈な現行品を使うか、

腕には時計を付けないでいることもあります。

現行品をつけていると「アンティーク時計屋なのにアンティークは使ってないんですね」とか、

つけていないときには「時計屋さんなのに時計をしていないんですね」

なんて言われちゃったりもします。

ははは。そんな訳なのです。


最近は普段使いの時計としてブローバアキュトロンの使用率が高いのですが、

雨の日や外で水仕事とか機械作業のときはセイコーの現行品を使っています。

お気に入りで思い出深い時計はといえば、

ロレックスの1940年代の手巻きの

この時計です。

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実は入手時はガラスは割れ、機械は欠品アリのサビだらけの不動品、

ベルトなんてものは付いていませんでした。

使えるようになるなんてそのときは考えさえしませんでした。

なにしろ、酷いボロボロの状態でしたから。

しかし、その時計に、あるとき偶然の出会いで巡りあってしまったのです。

出会ってからは時間があれば部品を探し、修理を重ね

加工を施しました。

ベルトは結局実物を使わず、再生品を自分でフラッシュフィット風に加工しました。

時計本体に合わせてちょっと使い込まれた風合いになるようにして。

時代的にはフラッシュフィットではないとは思いますが

まあ、遊びだということでオリジナルとは違ったものにあえてしました。

文字盤は恐らく古いリダン(書き換え)であることは分かっていましたが

この風合いも素敵だな~と惹かれたこともあり、

(なんと職人さんの手書き!)

これはこれでこの時計の個性としてそのまま使っています。

こうして状態の良い似たようなモデルを購入するよりも

費用も期間もかけまくった自分だけの時計を完成させました。

現行品を購入するよりも数倍のコストはかかりましたが

自分自身では大大大満足です。

壊さないように大切に、普段使いの時計として活躍しています。

オリジナルを楽しむのとは別にこのような楽しみ方もアリだと個人的には思います。

レストア(再生)していくというのも楽しいものですよ。

不動品の再生(レストア)も承っていますので

お気軽にトライフルまでご相談ください。

出来る限り頑張ります(笑)。

いたわりながら古い時計を普段使いする方を応援いたします。
by a-trifle | 2009-10-09 16:52 | アンティーク時計

時計修理・アンティーク時計・古道具


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