トライフル・西荻窪・時計修理とアンティーク時計の店

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歩度測定器タイムグラファーP61

時計修理をしたあとで

精度チェックをするのですが

倉庫整理をしていたら

大昔のものが出てきましたので

久々に引っ張り出してきて動かしてみました。

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タイムグラファー P61といいます。

これ、心臓部は真空管を使用しています。

電源を入れて温まるまで暫く待つ、という儀式が必要です。

だんだん温まってきて、キーン・・・と小さな音が聞こえ始めます。

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こちらが集音マイク。

SF映画の宇宙船のような形をしています。

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時計の姿勢差(表にしたり、裏にしたり

横にしたり、逆さまにしたり・・・)の計測も出来るようになっています。

時計の音をマイクで拾うと・・・

「トントントントン・・・・」と小気味良い音が聞こえてきます。

これが調子が悪いとノイズが混じります。

横についているレシートの紙みたいなものに打刻して

精度の線を引いていきます。

b0167617_18105199.jpg


ジワジワ出てくるのですが、調子がよいと綺麗な線を描き、

どこか不具合があると途中に変な点々がぱらぱらと

ごましおのように刻印されます。

古くても正確です。


しかし、アンティーク時計(特に1960年代以前)は

どこかしら何かがありますので点々も出ることが多いです。

線にばらつきがでてしまったり。

でも、あまり気にすることはないと思います。

神経質な方は見るべきではありません。たぶん悲しくなります。

クロノメーター級の高性能時計でも、

もともとのスペックは超えることはできませんから。

精度追求ならば、最新のクオーツ時計を使えばいいんです。

時計の刻む音を聞き、線に変換するのを楽しめるだけでも

面白いと思います。
by a-trifle | 2009-09-12 18:15 | アンティーク時計

時計修理・アンティーク時計・古道具


by a-trifle
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