トライフル・西荻窪・時計修理とアンティーク時計の店

furudokei.exblog.jp ブログトップ | ログイン

陶器製のウズボン台座

「ボーンボーン」といった音を奏でているのは

金属製の棒です。

反響する音の差がたくさんの

バリエーションを作り出しています。

大まかには蚊取り線香のように

渦巻き型の通称「ウズボン型」と

真っ直ぐな棒型の通称「ボウリン型」があります。

ハンマーが二つあって、交互に打ち鳴らす機構のものは

チンチャン打ちと呼ばれますが

あまり見かけることのない方式です。


b0167617_1643621.jpg



これは昭和初期の明治時計製の柱時計に

使われていた「ウズボン」です。

珍しいのは、台座の材質です。

なんと、陶器で出来ています。

一般的には金属の鋳物で出来ています。

物資供出などの影響だと思いますが、

代替物として、このような陶器製が存在していたようです。

他にはガラス製の物もあります。

精工舎の時計に見かけることが出来ます。


b0167617_1645077.jpg


裏返すと、素地が見えますね。

このようなものを見ると、

当時の職人さんのモノつくりに対する気持ちの

力強さを感じます。
by a-trifle | 2009-08-30 16:09 | アンティーク時計

時計修理・アンティーク時計・古道具


by a-trifle
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30