トライフル・西荻窪・時計修理とアンティーク時計の店

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浸水した時計の修理「セイコーロードマチック」の場合

「防水」として販売されていた時計も

長い年月で防水機能のなくなってしまった

時計もたくさんあると思います。

一番多いのは防水パッキンの劣化、亀裂、変形

によるものですが、普通に見ても

劣化しているかどうかは外見からは判断できません。

古い時計はとにかく、

裏蓋を開けたら交換するのが一番良いです。

当店ではそうしています。

お客様からの修理依頼で、

こんなことがありました。

「腕にはめているとガラスの中が曇ってしまうんだけど、

腕から外して置いておくと曇りは直っちゃうんだよね~。」

これは、完全な水入りの状態です。

少しでも湿気が進入してしまうと、

完全に揮発させない限りはずっとこの状態です。

中に湿気が入っていますから、サビも発生します。

「ほっとけば乾燥するでしょ。」

その悲惨な結果が下の画像です。

b0167617_17354755.jpg


セイコーロードマチック、通称LMです。

当時、防水にも優れ価格もリーズナブルだったために

爆発的に普及したモデルです。

湿気が進入したまま使い続け、

ついに動かなくなってしまったそうです。

修理期間も費用も大変なことになってしまったのは

ご想像の通りです。

水気が付いてしまったら、すぐにタオルなどで

そっと吸い取ってあげてください。

くれぐれもぶんぶん振ったりしないでください。

どんどん中に進入してしまう恐れがあります。

曇ってしまったら、すぐにでも修理に

持ち込んでいただいたほうが良いです。

傷口は浅いうちに処置してしまいましょう!

メーカー問わず、浸水(水入り)してしまった時計の修理も承っています。

曇ってしまったらすぐにトライフルまでお早めにご相談ください。
by a-trifle | 2009-08-27 17:44 | 時計修理

時計修理・アンティーク時計・古道具


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