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柱時計・掛け時計・振り子時計の使い方(改訂版)

初めて「ゼンマイ式柱時計(掛時計)」をお使いになる方へ・・・

ゼンマイ式柱時計・掛け時計・振り子時計の使い方のご説明を。

注 

以下の説明は

内部機械を完全分解掃除・整備がされていることが

前提の使い方です。

未整備で動作させてしまうと最終的に

壊してしまう
恐れ

(止まってしまう、ゼンマイが切れるなど)

がありますので

必ず

完全分解掃除・整備した後に

お試しください。



分解掃除やメンテナンスがしっかり施されている時計が

止まってしまう、進む等の原因は一番多いのは

時計の設置角度です。

水平、垂直、安定した設置場所が重要になります。

b0167617_17511680.jpg


まず最初に時計本体を壁、柱など安定する場所

時計本体がお辞儀した状態や、そりあがった状態にならないように

壁面に対して垂直になるようにぴったりと掛けます。

ぐらぐらして不安定だったり、針金などを使って

フックに掛けて、ぶら下げた状態で水直が巧く出せない状態の場合、

この後の作業をいくら試しても

満足に動かないばかりか、時計を壊してしまう原因になります。

些細なことで時計は快調にも不調にもなりますので

しっかりと取り付けしてあげましょう。


しっかりと壁に掛けて、安定していることを確認したら、

振り子を確実に取り付けます。

引っかけ部分が確実でないと不調の原因になります。

意外に見落としがちなチェックポイントです。

次は、後ろに見えているゲージの中心と

振り子の下の棒がぴったり合っているかを確認しましょう。

ここまで出来てからゼンマイを巻きます。

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文字盤を見ると向かって右側時間用のゼンマイです。

左側ボンボン(時打ち)用のゼンマイです。

一般的な時計のほとんどは

右側は時計と反対回りにゼンマイを巻き、

左側は時計回りにゼンマイを巻きます。

高級品や特殊なものによってはどちらも同じ向きに巻く

というものもごく僅かですがありますので注意が必要です。

b0167617_1752455.jpg


また、画像のように3箇所穴があいているものもあります。

これは15分おきにチャイムが鳴る時計のためです。

有名なのはウエストミンスター式です。

日本人でしたらば、「学校のチャイム」といえば

あ~、あの音!ときっと納得してもらえる音です。


ゼンマイに話を戻しましょう。

ゼンマイは専用の鍵で巻きます。

b0167617_17522871.jpg


こんな鍵です。

しっかりと差し込まれたことを確認したらゆっくりと巻いていきます。

ガリガリ早く巻くのではなく、いたわるようにゆっくり、です。

b0167617_17531385.jpg


右は時間用





b0167617_17533195.jpg


左はボンボン用

巻いていくと急に硬くなったところがいっぱいまで巻けた証拠です。

次に時間あわせです。

時計の針を持ってゆっくりと時計回しに針をゆっくり進めます。

絶対に反対回しにはしないでください。破損してしまいます。

ジャストのところで必ずボンボンを鳴らしてから(時計によっては30分のときも)

音が鳴り終わったのを確認してから針を進めます。

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ここから





b0167617_17541469.jpg


ジャストで音を鳴らして・・・





b0167617_17543225.jpg


鳴り終わったら針を進めます。

もし、ジャストの時に鳴る音が正しい回数鳴っていないときには

下部にある針金のようなレバーを押し(時計によっては引き)ます。

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順番に回数分鳴りますので調整しましょう。

最後に振り子を振ります。


振り子もゆっくり振ってあげないと壊れてしまいます。

勢いよくぶんぶん振っちゃう方がいますが、

これは時計を壊してしまう原因になりますので

止めましょう。




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ちょっと横に持っていきつつ・・・






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そっと手を離せば・・・

ほら、動き出しました。

あとは振り子の「コチコチ・・・」音が正確に刻んでいるかを確認します。

コチコチ音がリズミカルに左右均等になっていればOKです。

もし、どちらか一方が強くなるような

ずれ気味の場合には耳で音を聞きながら

本体をどちらかに少しずつ傾けて微調整します。



整備された良い機械はちょっとした動作で元気に動きます。

ご自宅で長年使われた時計で、調子が良かったのに

最近極端に遅れてくるようになったとか、

ゼンマイをいっぱいに巻いても動かないとか、持ちが悪くなったとか

勢いよく振らないと止まってしまうというようでしたらば

設置位置の再確認をしてみて、

それでもダメな場合には

機械がお疲れ模様・・・そろそろ整備の時期です。

目安としては2,3年に一度は定期整備することをお勧めします。



また、汚れたまま安~く売られている古時計は要注意です。

「動くよ~」なんていわれたとしても、未整備だから安いのです。

(そんな時計の整備もお任せください。)

当店トライフルで整備を承っていますので

お気軽にご相談ください。

その他、使い方等で分からないことがありましたらば

他店でご購入の時計でも遠慮なくお気軽に

ご質問ください。

ゼンマイ式時計を楽しみましょう!



ロレックス・オメガ・セイコーなどの腕時計修理、懐中時計修理、
目覚まし時計修理、掛時計修理、ホールクロック修理、
時計のオーバーホール・定期メンテナンス・大型時計の出張修理や
クオーツ時計の電池交換のご依頼などなど、
他店で断られた時計でも修理可能の可能性が高いです。
新居や新生活でお気に入りの時計をお探しの際には
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by a-trifle | 2009-07-29 18:20 | 時計の使い方

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